こんにちは、セブ常駐スタッフの新宮です。
セブ島にある巨大ショッピングモールと言えば、Ayala、SMシティー、SMシーサイドの3店舗。
最初、セブに慣れていない日本人がSMモールと聞くと、「え、SM…っ!?」と違う意味で はにかんでしまうのですが、正式名称はシューマート(ShoeMart)と言い、その名の通り、創始者のヘンリー氏が靴屋さんからビジネスをスタートさせました。
シューマートがまだ小さなお店だったころ、ヘンリー氏は自社製品の置かせてもらえる店舗を探していました。
大手薬局チェーンである「マーキュリードラッグ」にも、ヘンリー氏は空き場所に靴を置かせてもらえないか頼みましたが、マーキュリードラッグのオーナーは、まだ無名だったシューマートの申し出を跳ね退けて、シューマート製品を置くことを許さなかったそうです。
時が流れ、シューマートは偉大な成長を遂げました。
今やフィリピンで知らない人はいないショッピングモールとなっており、SMシーサイドモールに至っては東京ドーム10個分の敷地面積を誇っています。
それだけ大きな敷地とテナントを持つSMモールに「マーキュリードラッグ」は1店舗も入っていません。
これはヘンリー氏のマーキュリードラッグへの仕返しだと言われています。
SMモールにショッピングに行かれた際は、薬局にちょっと目を向けて、このトリビアの真相を確かめてみてくださいね。