コロナもおさまり、娘も年長になり、親子で海外に行けるタイミングは今かな、と思い、調べ始めました。ただの旅行ではなく、現地でいろいろな経験、交流ができるには、そして生きた英語を使う経験ができるには、親子留学という形がよいのではないかと考えました。セブ島は、飛行機での移動時間、時差が少なく、初海外の娘を連れていきやすいこと、娘の好きな海が近いこと、そして費用面でも魅力を感じ、決めました。
「行ってよかった!」と心から思っています。日本以外の国の存在を実感し、違う国でも人々が生きていることを実感し、日本語以外の言葉が話されていることを実感し、と、初海外の娘にとって、テレビの中ではない「リアル」な体験から、世界の広さを知ることができたと思います。私も10年ぶりの海外。英語でコミュニケーションをとる楽しさを久しぶりに味わうことができました。その姿を娘に見せることができたのもよかったです。
子どもの年齢、親の体力、仕事の都合…いろいろありますが、「いつか行きたい」ではなく「今行く!行けると思ったら行く!」の思い切りと行動力が大切だなあと、コロナ禍を経たからこそ、強く感じています。
コミュニケーションレッスンが大変有意義で、すばらしかったです。(コミュニケーションレッスンがあることが、学校選びの決め手でした。)就学前の、しかも今までしっかりと英語を習ったことのない娘が、一日中、机とイスで英語の勉強をするのは難しいこと。その点、コミュニケーションレッスンでは、水族館で魚を見ながら、プールで遊びながら、海で貝を探しながら、先生と自然と英語で会話する姿がありました。知らない単語も、実物を見ながら、また実感しながら教えてもらい、声に出してリピートし、親しむことができました。トライシクルやジプニーに乗る、市場でマンゴーを買う、など、先生が一緒でなかったらできないフィリピンならではの体験ができたこともうれしかったです。
講師に関しては、事前に、子どもに教えることに慣れている女の先生をお願いしたい、とリクエストしていました。娘の担任になった先生は、優しくフレンドリーで、娘は初日で先生のことが好きになり、手をつないで一緒に歩く姿が微笑ましかったです。授業に関しても、今まで勉強らしい勉強をしたことがない娘なので、教科書を使った授業ではなく、ゲームなど楽しいことをして、とにかく英語を使って遊んでほしいとリクエストし、また、ままごと遊びやかわいい物が好きという娘の特徴を伝えたところ、かわいいイラスト入りのカードを用意して買い物ごっこをしたり、体を動かしたゲームをしたり、ととても楽しい授業をしてくれました。しっかりと具体的に要求を伝えることの大切さを感じるとともに、柔軟に対応してくださった先生に感謝の気持ちでいっぱいです。
今回は、一週間という短期間だったので、英語の上達というより、英語を学ぶ楽しさ、意義を感じてほしい、と考えていました。その目的は達成できたと思います。また、簡単な挨拶や単語を覚えて使ったり、「〇〇は英語でなんて言うの?」と、自分から英語を知ろうとする姿が出てきたりしたのは、うれしかったです。
英語に限らず、どんな学習でも、いくら親がやらせようとしても、子ども自身が「知りたい」「学びたい」「上達したい」という思いで取り組まなければ、なかなか身につかないと思っています。今回、英語学習の入口、きっかけとして、親子留学をしてみました。今後、娘が英語の学習をしたがるようであれば、習い事やオンラインレッスンなどに取り組めるようにしたいと思います。また、私としては、小学生になった娘と、またセブ島に、今度はもう少し長く、親子留学でユニバースイングリッシュさんにお世話になりたいな、と思っています。