なぜセブ島に留学しようと思ったのか？

以前から親子留学に憧れがありましたが実現できていませんでした。

今年の夏は長男が高校受験を終えた事で気持ちと時間に余裕ができ、中学に入学した娘も文化部を選んだので、親子3人でまとまった時間をつくる事ができたため今しかないと、留学を決意しました。

セブを選んだ理由は、知り合いが以前留学をした話を聞いており、調べてみると他の留学先と比べ安価だった事と、観光地としても魅力のある場所でよい思い出もできそう、また子供達の異文化体験にもなると思ったからです。

実際に留学してみての感想

中学生と高校生を連れての留学なので、２人ともある程度英語学習をしており、自分の行動に対する自覚もあるのは楽でした。

ホテルから学校まで徒歩１５分のホテルを選んだので、歩きながら街の様子を体感する事ができました。道路工事が進んでおらず、凸凹の道を歩き、タイミングを見計らって道を渡るのも大変でしたが各自マスターしました。

下校途中の店で食べてみたいものを買ったり、日本のチェーン店であっても現地特有の品揃えがあるなど楽しい発見もできました。

また陸橋を渡るときに、横たわって寝ている親子がいたり、道路で物乞いをする人もいる中を緊張感をもって歩き、2人とも帰国まで口には出しませんでしたが、日本との違いを感じていたと思います。

暑くて疲れはしますので、小さいお子さんがいる場合にはタクシーで通学か、学校の近くのホテルがよいかと思います。私達も後半は洗濯物を出す必要もあったので労を惜しんでタクシーで通学しましたが、ジプニーに乗る事もできますし学校の前後にも選択肢がいろいろあって良かったです。

学校のシステム、講師に関して

滞在時の講師が担任制でずっと変わらずいてくれることが良かったです。

中学１年生の娘があまり積極的な性格でない事と過去形もまだ学習していない段階であったので心配していましたが、担当の先生が、娘が好きなアニメの話をさせてくれたり、細かいニーズを確認してくださったので、娘も心を開いて楽しく学習する事ができました。

また娘の学習の様子について逐一教えてくれたり他の講師とのコミュニケーションを促してくれたり本当にいい先生あたり助かりました。

息子の方は出国前にオンライン授業で担当してくださった先生がたまたま私の担当だったので、英語の聞き取りやすさと相性の問題で私の講師と交換してもらいましたが、こちらもスムーズに対応してくださいました。

疲れが出た時には朝連絡してコミュニケーションクラスの外出を減らしたり、マンゴーファクトリーの見学の追加手配など臨機応変に対応してくださり助かりました。

コミュニケーションクラスでは初日にcarbon marketへジブニ―で連れて行ってもらったのが一番良かったです。果物好きな息子のために色々回って熟したマンゴーを探してくれました。なにより古くからあるマーケットから人々の暮らしが見え、雑踏や匂いからも異文化を肌で感じる事ができました。昔ながらの狭いマーケット売り場の中でスマホのゲームをしている子供がいたのも面白く感じたようです。

英語の上達に関して

１週間と限られた時間でしたので英語力がすごく上がるという期待はあまりしていなかったのですが、娘には期待以上の成果がありました。

最初は先生の言っている事が皆目わからず、ぼんやりしていましたが、後半は受け答えが目に見えてよくなりました。娘曰く言っている事がわかるようになった、との事です。

息子は当初から理解はよかったので、話す方に慣れるという事がまず課題でした。ゆっくりではありましたが、本人曰く、少しは話すのに慣れてきたという事でした。疲れて体調を少し崩し休んだ日もありましたので、高校生くらいの場合は授業も退屈はしないので、コミュニケーションクラスを少し減らしてマンツーマンの勉強に重きをおいても良かったかとも思います。

今後の目標について

息子は欠席分を帰国後オンラインクラスで補う事ができますので、引き続き話す練習をして、より自信をもって話せるようになれたらと思っています。

2人とも今後は学校からの海外派遣の機会もありますので積極的に挑戦できればと思います。

秋には息子はTOEICを娘は英語検定を受験しますので、英語力を段階的に上げ、異文化での実際の体験が次のステップへと繋がれば嬉しいと思っています。