なぜセブ島に留学しようと思ったのか？

中2の長女、小3の長男、母の3名で留学しました。

我が家は夫婦共に旅行が好きで暇さえあればアジアを中心に海外旅行に行っておりました。

そのためセブ島にも子連れで何度か来ていたことがあり、セブ島留学というキーワードとしては以前から知っておりました。

英語に興味津々だった娘にそれとなく伝えてみたらもう絶対に行きたい、と。

ただ中学生の娘はともかく、学校の宿題だって嫌々やる小学生の息子に学校で英語を1日勉強させるなんて目眩がします。

英語を好きになるどころか、大嫌いになる確信があったので何か他のアプローチをしてくれる学校はないかと探しましたところこちらの学校を見つけました。

午後は自由にプログラムが決められてしかも担任制、人見知りの息子にはちょうど良いと思い決めました。

実際に留学してみての感想

今回この学校には2度目の留学です。

1度目の卒業式の時、リピーター割引のご案内をいただいたので子供達に見せたところまた来たい！と即答でした。

子供たちは幼い頃から様々なアジアに行っていますが、旅行と留学では全く異なる体験ができます。

特にこちらは担任制ですので先生方と色々な話ができます。子供の頃の夢を話したり、美味しいお店を紹介してもらったり、人気のお菓子や趣味の話など。

当然のことですが、子供たちは異国の方も自分たちと同じように日々生活していることを肌で感じ、特に初回は友達としているような会話を英語を通してできることに感銘を受けておりました。                       

学校のシステム、講師に関して

担任制は先生と合わないというリスクもありますので、それを一番恐れておりました。

が、こちらの先生はどの方も驚くほど聡明で優しく明るく、前回今回合わせて6名、その他オンラインレッスンの先生方も皆さま本当に素晴らしいです。

授業も午前中は座学と言っても、それぞれが求めているものに柔軟に対応してくれます。

例えば息子は基礎単語とフレーズはなんとなく覚えてきたので、授業や実生活で繰り返し繰り返し叩き込んでほしい、とお伝えし、勉強やゲーム、お友だちとの交流を通してそれを実現してくれました。フレーズや単語を知っていても大人でも咄嗟には出ないものですが、繰り返し先生が面白く楽しく訓練してくださいます。

午後はアクティビティに出かけることも可能で、我が家や水族館やモールなど親子共に楽しめる場所にいくつか行きました。

様々なプランを紹介してくださり選べることができます。

先生方は生徒にしっかり張り付いてくださいますので母は楽ですし、先生方はよく行かれているので全てに詳しく、ガイドさんに案内してもらっているような安心感と楽しさがあります。

個人的にはスーパーに行ってフィリピンの食材や食文化、旬の果物などを教えてもらえるのが楽しかったです。

英語の上達に関して

まさか一週間で劇的に英語力が上がるとは思っていません。でもたった一週間でも行くのと行かないのでは雲泥の差です。思春期の娘も積極的に先生と会話を楽しんでいましたし、息子は知っているフレーズを使えるフレーズに変えてもらいました。

もちろん私も最初は冷や汗をかきながら愛想笑いを浮かべるだけでしたが、帰国する頃には愛想笑いを浮かべながら英語に似た言語を無駄にダラダラ話すおばさんに成長しました。先生はその不気味な言葉を必死に理解しようとし、そして一生懸命正しい単語と発音を教えてくれます。

留学後、マクタン島に少し滞在して帰国したのですがその旅行中は積極的に子供達がレストランの注文をしたり自分で質問したりするようになりました。伝えようという気持ちと度胸さえあれば何とかなるんだということがしっかり身体に染み込んだようです。                    

今後の目標について

当初は娘と息子が英語を学び、いずれ旅行中の通訳になってくれたら楽だなあという適当なものでした。でも子供は成長してあっという間に親の元から離れてしまいますし、夫がいなくても一人で躊躇なく様々な外国に行けるくらいにまでにはなりたい、というのが私の今の目標です。

そして子供たちが頑張っている後ろで母が無様に踠く姿を見せるのもいいかなと思っています。

もう娘には追いつけないので、息子に追い抜かれる日を1日でも引き延ばせるよう頑張ります。

先生が最後に仰っていたように、楽しみ、そして続けていきたいです。

3回目は今夏に予定しています。

頼りにしている娘は行くことができないので、次は息子と私の二人での参加です。とても楽しみです。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。