まず「息子が小学生の間に海外短期留学を経験させておきたい」という思いをずっと持っていました。
その理由としては、息子に英語の楽しさ/世界の広さを知ってもらいたい、と考えていたからです。
場所の選定において北米や豪州も候補として検討しましたが、やはり最もコスパがよいことと、
フィリピンの方は発音がきれいだということは過去のオンライン英会話で分かっていましたので、最終的にセブ島へ決めました。
長年海外とやりとりをする業務に携わっており、これまで数えきれない英会話授業を受けてきましたが、文法違いを丁寧に修正して頂き、想定以上の成果/学びがありました。まだ若い先生でしたが、私の弱点を即座に見抜き、2日目以降はレッスン内容を少し見直す等の対応には正直驚きました。
講師の方のレベルは非常に高いと感じています。
そもそも1週間の留学で英語力の上達は望んでいませんでしたので、特に私においては(前述のような学びはあったとは言え)英語に対するモチベーションが多少アップした程度。
しかし、初海外だった息子にとっては生活面も含めて全てが良い経験になったようです。
道端で寝ている同年代の子供達、街中に漂う腐敗臭、飲めない水道水
動いていない信号機、歩くのが危険なほど凸凹している歩道
日本とは違う異国の文化や人々に触れ、息子にとっては非常に衝撃的な体験となりました。
「どれだけ日本は豊かな国なのか」
「どれだけ自分は恵まれているのか」
TVの画面越しでは決して伝わらない物を感じ取ってくれたようです。
「世界の広さを知ってほしい」という目的は十分に達成できました。
息子の英語力については上達したというよりも、日本語が分からない先生とのマンツーマンレッスンにより「かなりの度胸がついた」と言えるでしょうか。
ドアボーイやレジ係の方へ元気良く「テンキュー」と(めっちゃいい発音で)挨拶をするようになり、先生と一緒に英語の歌を唄う様には驚かされました。
英語との壁が無くなり日常生活に入り込んできた、という表現が適切かと思います。
母親とは一週間会えていないにも関わらず「日本に帰らなくてもいい、このままフィリピンにいたい」と信じられないセリフを口にする息子を見て「英語の楽しさを知ってほしい」という目的も十二分に達成できたことを実感しました。
これからの英語は「教科の一つ」ではなく「生活の一部」になっていくと思います。
息子にはもっともっと英語の楽しさを知ってもらいたい。
帰国直後に早速、オンラインレッスン継続申し込みをさせて頂きました。
これほど近い距離でジンベイザメを見れるとは。
一生に一度のAmazingな体験となりました。