こんにちは、セブ常駐の新宮です。
本日はフィリピン特有のタクシー事情と、一切言葉を発さなくても
目的地にたどり着ける便利なタクシーアプリをご紹介します。
1、タクシーの識別ナンバー
まず、何と言ってもフィリピンのタクシーの独特なところは
車体に印字されている大きな4桁ナンバーです。
空港からタクシーに乗ると、下のような紙が渡されます。
ここには、タクシーの適正な運賃(初乗り40ペソ、以後300m毎に3.5ペソ)の情報と、
今乗っているタクシーの特定に必要な「会社名」「車体ナンバー」が手書きで書かれています。
紙のさらに下には、何か不満やトラブルがあった場合の
主要なタクシー会社の電話番号の一覧が記載されてあります。
この紙がタクシードライバーの不正の抑止力になっているんですね。
…といっても、実際に何かあった際にここに自分で電話をするのはかなり勇気が要ります。
ある程度の英語力があっても、電話で英語を話すのは通じるかどうか心配…
そういう時は学校で「こういうことがあった」という風に伝えてください。
問題解決のお手伝いをさせて頂きます。
昔、帰国直前にタクシーにスーツケースを入れたままお忘れになった方が
いらっしゃるので、貴重品もですが、忘れ物には注意してくださいね!
上記の紙を貰わない場合もありますが、同様に、会社名と車体ナンバーの2つで
タクシーが特定できますので、ノートなどにメモを取っておくといいでしょう。
2.言葉要らずのタクシー配車アプリ「Uber」「Grab」
実を言うと、私はジプニールート外の所に行く際、こちらを使う方が断然多いです。
アプリのいい点は、
・配車を頼んだ時点で金額が分かること。
・ランドマーク(目印)が近くになく、説明しにくいでも地図上で目的地をポイントするだけでいいこと。
・クレジット決済が可能なこと。(事前登録必要)
の3点です。
ドライバーも利用者も相互評価システムがあるので、ドライバーのマナーもいいです。
ペソを残したくないけど、帰りの空港までのタクシー代がいくら掛かるか分からないし…という心配もカード払いならありません。前回、エアポートまで深夜3時に配車依頼しましたが、スムーズに連れて行ってくれました。
こちらのアプリを使うデメリットは、特に混雑時に料金が割高になる点ですが、
日本でのタクシーの感覚からすれば、どちらにしろ破格に違いないです。
日本円にして300円が350円になる程度の差ですので、
こちらのアプリ、事前にダウンロードして使ってみてくださいね。
アプリの登録にはメッセージ機能が使える電話番号が必要です。
現地に来てからの登録には現地SIMカードの購入が必要ですのでご注意を。