今日は先生と共にセブ市内の孤児院へ行ってきました。
セブ市内にいくつか孤児院はありますが、私たちが訪れた孤児院はマザーテレサの修道院が運営する孤児院です。
先生から孤児院へ行けば、フィリピンの第二の顔を見ることができると聞いていましたが
訪れてみて本当にその意味がわかりました。この修道院があるエリアはスラム街でセブ市内の雰囲気とは大きく異なります。
先生なしで行くにはハードルが高いように思います。先生は何回も訪れているため、一緒に行くと安全です。
セブ島はリゾート地として有名ですが、一方で貧富の差が大きくたくさんのストリートチルドレンがいるのが現状です。
孤児院へ行くと、5名ほどの赤ちゃんと、3、4歳児の子供たちが7名ほど遊んでいました。
この孤児院で保護されている子供たちは病弱で栄養不足です。
この孤児院を出ると、家もなければご飯もないためここにいることが安全で子供たちにとって良いと教えていただきました。
しかし、前回先生がこの孤児院を訪問したときは、もっと子供たちの数が多かったそうでその理由を尋ねると
現在は親の元へ戻っているからだと教えてくださいました。
ここの子供たちは両親がいないのではなく、実際は親はいるが育てるお金がないため
一時的にこの孤児院で預かっており、お金ができると親の元へ帰るそうです。
しかしながら現実は大半は孤児院で過ごし、親と一緒にいるのは数日間のみだそうです。
私たちが訪問すると、子供たちは本やおもちゃを持って甘えてきました。こんなに小さな子供たちが親の元を離れて過ごすなんて
寂しくないわけがありません。しかし、路上で暮らすよりはここの孤児院で育てられるほうが子供たちにとって
幸せであると感じました。私たちにとってこの子供たちのためにできることは限られていますが、
一人でも多くの子供たちが親と一緒に幸せに安全に暮らしてほしいと心から願います。
フィリピンの貧富の格差が小さくなりますように。。。。