子ども達に日本だけじゃない世界を知ってほしい、世界に興味を持ってもらい、英語を学ぶ意識を高めたいという思いから、留学を決めました。 ただ、はじめはただの海外旅行を考えていました。
子ども達にとっては初めての海外でしたし、私自身も海外に行ったことはあってもツアー旅行にしか参加したことがなかったので子連れでも安心なビーチリゾートをツアーで、と考えていました。
しかし、調べて行くうちにこの夏休みの時期に4人で行くとなると数日でも結構な金額に。これだけのお金を払ってただ遊びに行くだけではもったいない、と思いはじめ、いづれかは行きたいと思っていた親子留学も調べ始めました。
漠然と治安の良さそうなオーストラリア、カナダ、マレーシア辺りを候補に、資料を色々と取り寄せたり、ネットで調べたりしましたが、どこも高い。とても親子4人で行ける価格ではありませんでした。
そんな時、以前友人が、『今はセブ留学が安くて、近くて、いいんだよ〜』と言っていたのを思い出し、ネットで探し始めました。 あまたある中から当校を選んだ理由は、こども連れで不自由な思いをしたくはなかったので、虫や温水シャワーの心配ないホテル滞在であること、市街地にありショッピングに困らないこと、学校内だけの缶詰授業だけじゃなく課外授業がある、という点でした。
それと、こちらの要望を伝えるとすぐに代案を出してくれたり、丁寧に返信頂けたのも、信頼がおけました。
正直はじめの週は辛かったです。母1人、こども3人(小学5年、3年、年長)での留学で誰にも頼れない上に、私自身、英語は言っていることは何となくわかってもスピーキング能力はまるでなく、言いたいこと聞きたいことが言えずに本当に困りました。
5年生のお姉ちゃんは英会話教室に通っているものの会話できるはずもなく、しかも極度のシャイガール。下2人に至っては英語に触れたこともない状態で来てしまったものだから、最初は毎日、日本に帰りたい、と言っていました。
しかし、翌週にはスタッフの浦田さんがみえ、よくわからなかった細かい事が聞け不安が取り除かれました。それからは、授業に集中できるようになり、セブでの生活を楽しむ余裕が出来ました。
それが伝染したのか子ども達も少しずつ、嫌だ、とは言わなくなり最後にはもっとセブにいたい、日本に帰りたくない、という迄になりました。
はじめは道路を渡るのさえ一苦労、周りすべてが敵に見え、どのお店に入るのも怖かったです。
しかし、実際怖い思いをする事もなく、全員体調を崩す事もなく、最後には地元の乗合バス、ジプニーにも私と子ども達だけで乗れるようになり、セブシティを満喫できました。
当校に留学に来ていた方々との出会いも、刺激になりました。
すべての経験が私とこども達の財産となりました。 本当に思い切って行ってよかったです!!
自由度があるのがとても良かったです。 基本は午前中は教室で学習、午後からはアクティビティで外へ、ということで、私もそれが魅力で選んだのですが、実際、毎回こども連れで外へ行くのは結構大変でした。しかし、それを先生達に伝えると快く校内での授業にかえてくれたり、今日は外へ行きたい気分と伝えれば、こどもも楽しめそうなところを先生達で一緒に考えてくれたりと臨機応変に対応してくれるのにはとても助かりました。
先生達は皆フレンドリーで忍耐強く接してくれました。特にうちの末っ子はお勉強のない、のびのびとした幼稚園に通っているので先生と1対1で1つの空間にとどまるという事が出来ず、ほとんど教室から飛び出しやりたい放題。そんな末っ子について忍耐強く英語で接してくれた先生には脱帽です。 他の2人はとてもシャイで間が多く、これもまた難しかったと思います。
私は何度同じ質問を繰り返した事か、、。
そんな私達にあきれる事なく忍耐強くつきあってくれた先生達には感謝の一言です。 先生達は若くて可愛い人達ばかりだったので、子ども達も懐きやすかったと思います。
2週間でしたので、ものすごく上達したという事はありません。 しかし、長女は先生が何を言っているのか結構わかるようになっていましたし、全く英語を勉強した事のない長男は最後、英語の歌まで歌えるようになっていました。
末っ子はセブにいる間は英語をあまり話そうとはしなかったのですが、日本に帰ってきてから習ってきた単語はもちろんの事、『ワッチュアネーム』とか『クッジューコールミー』とかちょっとした文章を口にしています。 今回の留学の目的が、『興味をもってもらう』でしたので、十分達成でき、満足しています。
私は今回の留学で自分の英語がどれだけいい加減なものだったのかという事を思い知らされたので、基本に戻って勉強し直します。そしてまた 留学したいです。 子ども達には今回の留学を糧に精進し、今度は自分たちだけで海外に行ってほしいと思っています。