なぜセブ島に留学しようと思ったのか？
約2年前、海外留学特集番組で貴校を知り、兄が先に留学をしたのがきっかけです。その兄からのおすすめで、中学受験が終了してひと息ついたタイミングで、英検受験や中学校での英語の授業に備えて留学を決めました。
実際に留学してみての感想
吾気候については、強い日差しを覚悟していましたが、意外と涼しい日も多く快適に過ごせました。街中では、道路の凹凸や、切れた電線がぶら下がっている場所など、インフラが整備されていない所も見受けられました。しかし、フィリピンの人々は非常に親切で、滞在期間中楽しく過ごすことができました。食事については、ローカル料理に果敢に挑戦する機会が少なかった点は残念でした。しかし、マンゴーやスイカ、パイナップルのようなメジャーな果物以外にも、現地でしか食べることのできないおいしい果物が豊富でした。特にドライマンゴーの工場見学に連れて行ってもらい製造過程を知ってからは、手に取る様々なドライフルーツをより楽しめるようになりました。
学校のシステム、講師に関して
今回は英検受験を目的としていたため、毎朝の単語学習やライティング、週1回の模擬試験など充実した座学が行われました。また、午後にはグループでのコミュニケーションレッスンがあり、卒業生のスピーチを聞く機会も設けられ勉強になりました。さらに週1回は、先生が学校近くの教会、博物館、歴史的遺産、市場、工場と効率よく、かつ幅広く各所へお連れ下さいました。ジプニーで移動をしたり、フィリピン独特の道路の横断方法を教えてもらったり、目的地で現物を見ながら、先生から英語で説明を伺ったりと、語学はもちろん、フィリピンの生活や文化に触れるフィールドワークならではの有意義な学習ができました。
担当の先生は、ベテランの英語教師で、美しい発音はもちろん、明るくオープンなキャラクターで、息子をグイグイと引っ張りコミュニケーションを引き出してくださいました。また、英検の目的に対して計画的に授業を行なってくださり、毎日の宿題設定を含め手厚く熱心に指導してくださいました。
英語の上達に関して
授業中は全て英語で進められるため、一日中英語環境に触れることができました。最初は不安そうでしたが、日を追うごとに先生から教わった内容や、訪れた場所について話してくれるようになり、確実にリスニング能力が向上していると感じました。また、外出先でも英語で目的を伝えたり聞き取ったりする力が日々上達していきました。
今後の目標について
新しく始まる中学校での英語への準備として、また、学習のベンチマークとして英検等のテストを受け続けながら、将来的には英語を目的ではなく、本人がやりたいことを実現するための手段とし活用できるようになることを目指しています。
遠隔サポートについて
到着後2～3日目、体調不良に見舞われましたが、オンラインで逐一状況を共有し、現地医療機関や必要な飲食料品の購入場所を教えていただきました。また、振替レッスン案内もあり、異国での思わぬ体調不良でも不安なく体調回復に専念できました。結果的に医療機関のお世話になることもなく、翌日には授業へ復帰できました。
