皆さんこんにちは。シニアアドバイザーの伊藤です。
今回は、どうやったら英語が話せるようになるかについて、考えてみたいと思います。
〝英語が話せる″とは、英語圏の外国人(フィリッピン人、欧米人等)と英語でコミュニケーションが取れるようになるという意味です。日本の英語教育は、つい最近まで、読むことReading、書くことWriting しか教えていませんでした。従って、ほとんどの日本人は、聴くことListening、話すことSpeakingが出来ません。確かに、日本に居ると英語を話す機会はほとんどありません。グローバル企業では、TOEICの点数が、採用、昇格の条件となっているので、TOIECの勉強をしている方もたくさんいます。ハッキリ言ってTOEICで満点を取っても英語を話せるようにはなりません。海外旅行目的でサバイバルイングリッシュを学ぶ方も見えます。
概括的に言うと、日本で暮らす日本人が、英語を話せるようになるには、2,500時間程、英語環境にどっぷり浸かる必要があるそうです。学校での英語学習が、1,200時間相当ですので、あと1300時間、海外留学しなければなりません。2~3年かけて、約8か月間、海外留学が必要だということです。赤ちゃんが、お母さんから毎日毎日言葉を教えてもらい2歳くらいから話し始めますよね。これと同じです。
さて、ユニバースで勉強して、実際の場面(学校の外で)で英語が話せるようになりましたか?もちろん、簡単なフレーズは言えたと思います。会話は、言葉のキャッチボールです。どんな話題が出てくるか予測不能です。先ず、相手の話している英語が聞き取れて意味が理解できること、次に、自分の言いたいことが英語で言えること。この二つのことが出来ないと会話は成り立ちません。言葉だけでなく、ジェスチャーや顔の表情(Facial Expression)でもコミュニケーションは取れます。大事なことは、学校の授業で習った英会話を〝Memorize″記憶するだけでなく、〝Familialize″ 実際に使ってみて,繰り返し練習するしかありません。
How are you ?,Good morning!,Thank you ,Bye bye くらいの簡単な英語は聞き取れますし言えますよね。
そういうことです。自分で聞き取れない英語は、話すことが出来ません。ユニバースの先生は、ゆっくり話してくれますが。ネイティブアメリカンの話すスピードはかなり速いので、耳が慣れるまでリスニング練習が必要です。私の場合も、まだまだボキャブラリーが足りないので、いつも、こういう時、英語で何というのか考え、辞書で調べて覚えて口に出して言ってみます。覚えて忘れ、忘れて覚えるの繰り返しです。
日本人は、ネイティブアメリカンのように英語が話せるようにはなれません。でも、努力して英語を話す日本人の姿を見たアメリカ人は、凄いなーと感心しています。文法や発音が多少間違っていても何も問題ありません。
そして、いつの日か、外人恐怖症も消え、ドキドキせずに普通に外人と話している、もう一人の格好いい自分に出会えるかもしれません。”KEEP GOING!”, ” GOOD LUCK! “